基礎から哲学を楽しく学ぶ
ソトのガクエンの
基礎から哲学を楽しく学ぶ
ソトのガクエンの
哲学史を知識として覚えるのはなく、哲学者たちが世界をどう疑い、どんな問いを組み立てたのかという「思考の型」を追体験する4日間。
世の中の喧騒から一旦離れて、純粋な問いに向き合いませんか?
【なぜ今、改めて「哲学史」を学ぶのか?】
哲学に関心をもち、入門書を開いたものの、膨大な哲学者の名前や難解な哲学用語に圧倒され、挫折してしまった経験はありませんか?
哲学の面白さは、哲学者の名前や用語を暗記することではありません。そうではなく、当たり前とされている前提を疑い、常識を覆して「更地」にし、世界を新たな仕方で見る思考の型を立ち上げるところにあります。哲学史とは、人類が過去2600年にわたって試行錯誤してきた「知の格闘の歴史」そのものです。
本講座では、哲学が誕生した古代ギリシア哲学から、近代哲学においてどのような転回を経て現代思想に至ったのか、哲学者たちの「思考の型」のながれを辿ります。哲学者とともに問うことで、答えを急ぐ現代社会において、自分の頭で考え抜くための土台を共に作りましょう。
【講座スケジュール】
(9/7)第1回 イントロダクション:あらためて「哲学とは何なのか」という問いに立ち向かう
「タイパ」や「コスパ」が求められ、「役に立つか否か」の効率主義だけが唯一の尺度となった現代社会において、哲学には何の社会的有用性もないのでしょうか? 目先の利益や利便性という意味では、その通りかもしれません。しかし、だからこそ哲学にしかないできないこと、哲学に固有の意義があります。
今回は、古代ギリシアの哲学者ディオゲネスのエピソードを紹介し、哲学の意義が何なのかについて、あらためて皆さんと考えてみましょう。
【主な論点】
・哲学は社会的有用性がないからこそ自由である?
・古代ギリシアの哲学者ディオゲネスが現代に投げかける問い
・哲学を学ぶとは、人間の思考の型・パターンを学ぶことである。
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(9/14)第2回 哲学の誕生:「何がある?」から「あるとは何か?」という問いへ(古代哲学編)
今回は、いよいよ哲学が誕生する場面に立ち合います。
西洋哲学の源流にある古代ギリシア哲学が立てた「万物の始原とは何か?」という問いから、そもそも「存在するとはどういうことなのか?」という存在論への飛躍を辿りましょう。つねに生成消滅し、変化し続けるこの世界の根底には何があるのか? 「イデア」(プラトン)と「実体」(アリストテレス)が対立するドラマを追いながら、物事の「本質」を捉えようとする「思考の型」を学びます。
さらに、プラトンとアリストテレスの思考の型が、いかにキリスト教世界に影響を与え、さらに私たちの思考にも影響をもたらしているのかを理解しましょう。
【主な論点】
・「万物のアルケーとは何か?」から「あるとは何か?」という存在の問いへ
・究極的に存在するものとは何なのか?(プラトンのイデア論とアリストテレスの実体論の対立)
・ギリシア哲学はどのようにキリスト教に組み込まれたのか。
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(9/21)第3回 近代哲学という転回点:「どのようにしてあるのか?」という認識の問いへ(近代哲学編)
究極的に存在するもの、究極的に存在する「神」を探究していた哲学は、近代において、存在や神を「いかにして認識するのか」「認識することができるのか」という問いへと劇的に変化します。そして、認識の中心に発見されるのは「人間」という存在です。
あらゆる前提を徹底的に疑い抜く「方法的懐疑」の末に、「私」という存在を発見したデカルト。認識する「私」、すなわち人間が、自らの主観的な枠組みを通して認識可能な世界を作り上げていることを明らかにしたカントの哲学。
「客観的で正しい」と思い込んでいる世界が、いかに人間の認識の枠組みやバイアスによって形作られているのかを明らかにした近代哲学を学び、私と世界の関係を根本から問い直してみましょう。
【主な論点】
・デカルトの方法的懐疑から「我あり(コギト)」という真理の発見へ
・人間の認識はいかにして可能なのか?(カントの超越論哲学)
・近代主義的人間像の誕生
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(9/28)第4回 現代哲学は批判する:「人間とは何か?」という問いへ(現代哲学編)
近代哲学が発見し、近代という時代と共に作り上げられていった「理性的で自律した道徳的存在」という人間像。現代哲学に共通の問題意識は、こうした人間という存在、すなわち、近代主義的人間像を痛烈に批判することにあります。
人間は、近代哲学が想定するような、自らの意思で判断し行動しているのではなく、それに先立つ、構造や権力関係によっていかに生み出されているのかを現代哲学は暴露します。
最終回では、近代主義的人間像を解体した先に、現代思想はどこに向かっていくのか、未来の哲学の可能性について皆さんとともに考えてみましょう。
【主な論点】
・現代哲学は近代主義的人間像の欺瞞性を告発する
・言語学モデルから構造・権力論へ
・現代哲学はこれからどこへ向かうのか?
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◎本講座の構成と「アフタートーク(任意参加)」について
本講座は、レクチャーで学ぶ本編(60分)と、講師と参加者同士で自由に語り合うアフタートーク(30分)の二部構成となっております。
【時間配分(各回 90分)】
・21:00〜22:00(60分):レクチャーパート
・22:00〜22:30(30分):アフタートーク(※任意参加)
【アフタートークとは?】
講義終了後、よりフラットに講座の内容について問いを深めたり、疑問を共有したりする自由参加の対話時間です。
「講義の余韻を味わいたい」「他の参加者がどう考えたのか聞いてみたい」という方は、ぜひお気軽にご参加ください。
※途中で退室されても全く問題ありません。ご自身のペースに合わせてご参加いただけます。
◎見逃し配信(録画アーカイブ)について
「日程が合わない日がある」「もう一度じっくり復習したい」という方も安心してお申し込みください。
講座終了後、全参加者に【見逃し配信(録画アーカイブ)】の視聴URLをお送りいたします。
リアルタイムで参加できなかった回も、後からご自身のペースで何度でもご視聴いただけます。
◎受講方法・資料について
講座はGoogleMeetを使用します。
画面(カメラ)のオン・オフ、およびマイクのミュート設定はご自由にしていただいて構いません。(お仕事終わりや移動中など、ご自身の快適な環境でリラックスしてご参加ください。)
毎回の講座で使用するレジュメについては、事前にメールにて配布いたします。事前にお目通しいただかなくとも、講座内で画面共有しながら解説いたしますのでご安心ください。
◎このような方におすすめ(受講対象)
哲学に関心があり、入門書を開いたものの途中で挫折した経験がある方
知識の暗記ではなく、社会や自分の前提を疑う「思考の型」を身につけたい方
効率やタイパを求められる日常から離れ、じっくりと本質的な「問い」に向き合いたい方
専門的な講義を受けつつも、他者との対話や交流の場を求めている方
大学での学び直し(リスキリング)や、人文知に触れたい学生・社会人・シニアの方
※哲学の事前知識は一切不要です。「ゼロから学びたい」初学者の方を心より歓迎いたします。
【講師】小林卓也(ソトのガクエン代表)
1981年京都生まれ。大阪大学人間科学研究科出身(人間科学博士)。専門は現代フランス思想。現在、京都産業大学、関西学院大学の非常勤講師として学生に哲学を教えるかたわら、哲学的思考や哲学的な生き方が現代においてもつ重要性を、一般の方々にも分かり易く伝える活動を行っている。著書に『ドゥルーズの自然哲学|断絶と変遷』(法政大学出版局)、共訳書にジル・ドゥルーズ『ベルクソニズム』(法政大学出版局)、ジョン・R・サール『意識の神秘』(新曜社)、他論文多数。
【オンライン開催】
◎Google Meetをもちいたオンラインでの開催となります。パソコンもしくはスマートフォン、タブレット等からご参加ください。スマートフォンとタブレットの場合、あらかじめアプリをインストールしておいてください。ダウンロードは下記のアドレスから可能です。https://apps.google.com/intl/ja/meet/
◎チケットを購入された方には事務局から、講座会場のURL等についてご連絡いたします。
※開催当日前日までに連絡がない場合は、お手数ですがinfo@dehors-org.comまでお問い合わせ下さい。
◎毎回の講座の模様は、講座終了後、限定YouTubeにて一定期間ご覧いただけます。
【参加費】
全4回通して参加:12,500円
第1回単発参加:3,500円
【参加資格】
◎資格や能力は必要ありません。
◎哲学や哲学的な考え方を学びたい方であればどなたでも参加可能です。